イタリアのヴィアレッジョは、トスカーナ州にある海辺の街。
海岸リゾート地としても人気です。
ですが、ヨーロッパや海外旅行が好きな方ならご存知かもしれませんが、州都ではないのでよく聞く名前でもなく、初めて聞いて「それ、どこ?」と思う方もいると思います。
この記事では、イタリアヴィアレッジョの場所の詳細と、天気や人気観光スポットについてご紹介いたします!
イタリア-ヴィアレッジョの場所はどこ?
地図でみると…?
まず、イタリアはどこかというと、下記地図の場所ですね。
ヨーロッパの南部に位置しています。
イタリアは、大きく分けて、
「南イタリア」
「中央イタリア」
「北イタリア」
の3つに分けることができ、ヴィアレッジョがあるのは「中央イタリア」のトスカーナ州の、海岸沿いの街になります。
日本からの行き方は?
観光したい場所などによって、ルートはぞれぞれにあると思いますが、代表的なのは、『フィレンツェ空港』か『ピサ空港(ガリレオ・ガリレイ空港)』からヴィアレッジョに向かうルートです。
ピサ空港は一番近く、車で40分程度、フィレンツェ空港からは、車で1時間20分程度でヴィアレッジョに行くことができます。
どちらの空港を利用するにしても、日本からの直行便はないため、ヨーロッパの近隣の国の空港で乗り継いで目的の空港に入るスタイル。
ピサ空港へは航空会社によっては2回乗り継ぎが必要な場合も。
飛行機に関してだけの所要時間で言うと、フィレンツェ空港を利用した方が、日本からは近いです。
ヴィアレッジョのお天気はどんな感じ?
海岸リゾート地としても人気のヴィアレッジョですが、ハワイのように常夏なわけではなく、日本と同じように四季があります。
暑いのは夏だけで、しかも、日本に比べて夏は短く気温も低めで、6月の下旬から9月上旬頃が夏の気候です。
ただ、低いと言っても、昨今の日本の気候はちょっと異常とも言える暑さですから、それと比べたらと言うことで、7月・8月の夏のピーク時の最高気温で29℃。
今のところ30℃を超えたことはなく、湿度も日本の半分程度なので、過ごしやすいと言えるでしょう。
逆にヴィアレッジョは冬が長く、11月下旬から3月半ば頃までは冬とされており、最も寒いのが1月です。
ですが、最低気温が氷点下になることはなく、平均最低気温は 4°C、最高気温は11°Cとなっていますので、こちらも夏同様、比較的過ごしやすいのではないでしょうか。
雨量も、日本と比べるとグッと少なく、月間で雨が降る日が二桁を超えることは、そうありません。
特に夏は雨量が少なく、7月が最も乾燥しており、雨が降る日も1〜2日ほどしかありませんので、海辺の観光で雨の心配は、ほぼありません。
日本の夏は、本当にジメジメしていて過ごしづらいですよね。
そんな場所から抜け出してカラッと過ごすには、ヴィアレッジョの夏は良い気候ですね。
ヴィアレッジョ周辺含む人気観光スポットご紹介
では、ヴィアレッジョやヴィアレッジョ周辺で、人気の定番観光スポットをご紹介いたします。
◆ ヴィアレッジョのカーニバル
観光スポットではなくイベントですが、ヴィアレッジョで最も有名なのは、このカーニバルかもしれません。
毎年、1月末〜2月の毎週日曜日に開催される、19世紀後半から続く伝統あるカーニバル。
日本ではあまり知られていないかもしれませんが、ヨーロッパではめちゃくちゃ人気のカーニバルで、イタリアのみならず世界各国からたくさんの人が集まります。
特徴はド派手で大きな山車!
約2kmの海岸通を、大音量の音楽と共に様々な山車がパレードするのが特徴で、山車は各チームが1年がかりで作成するそうですよ。
◆ ヴィアレッジョビーチ
言わずもがなですが、もちろんビーチも人気です。
世界各国から、リゾート気分を楽しむ人たちがたくさん訪れます。
◆ ピサ大聖堂とピサの斜塔
世界遺産としても世界的に有名な、ピサにある大聖堂と、大聖堂の鐘楼である「ピサの斜塔」です。
斜塔には螺旋階段で登ることができ、屋上からはピサの街が一望できます。
◆ チンクエテッレ国立公園
こちらも世界遺産に登録されている国立公園で、ピサからさらに少し北、フィレンツェからは列車で2時間30分ほどの場所にあります。
公園というと、原っぱら自然が広がっている場所をイメージすると思いますが、そんなよくある公園とは一味も二味も違うのが、この公園。
・リオマッジョーレ
・マナローラ
・コルニリア
・ヴェルナッツァ
・モンテロッソ・アルマーレ
とう5つの村(チンクエ=5、テッレ=土地)から成り立っており、カラフルな可愛らしい街並みの路地裏散歩、ビーチ、村と村を繋ぐ「愛の小道」というハイキングコースなどがあります。
カフェやレストランも軒を連ね、ショッピングを楽しむこともできますし、公園とは名ばかりで、まさにこの「土地」を存分に楽しめる人気の観光スポットです。
◆ サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂
こちらも、イタリアの世界遺産「フィレンツェ歴史地区」に含まれる、フィレンツェのシンボル的存在。
ドゥオーモ(大聖堂)、サン・ジョヴァンニ洗礼堂、ジョットの鐘楼の3つの建築物で構成されています。
あまりにも有名で、フィレンツェというと、一面オレンジ色の屋根の建物を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
フィレンツェ近郊を訪れたなら、ぜひ、一度は足を運んで起きたい場所の一つです。
まとめ
以上、イタリア-ヴィアレッジョの場所と、天気や人気定番観光スポットについてでした。
ヴィアレッジョ自体は、小さな街です。
例えば、海岸でリゾートを楽しむのが目的なら、その後は、近郊の街をあわせて観光するのが、ヴィアレッジョ観光の定番スタイル。
時間とお財布に余裕があれば、10日間ほどで、ミラノ辺りから南までたっぷり観光することも可能ですよ。
主要都市だけ見てしまいがちですが、イタリアの空気を感じるには、ヴィアレッジョのような小さな街を満喫するのもまた素敵ですね♪