瀬戸内しまなみ海道にある「サイクリングロード」は、サイクリストの聖地とも言われる人気スポットですね!
人気というか、日本で初めての海峡を横断できる自転車道として有名です。
地元民だけでなく、遠方から訪れてサイクリングを楽しむ人が後を絶ちません。
そこで、初めてしまなみ海道でのサイクリングを考えている人に向けて、往復距離や所要時間についてまとめました。
しまなみ海道サイクリングロード基本情報
まず、漠然と、距離はこれくらい時間はこれぐらい、と言われてもピンと来ないと思いますので、しまなみ海道サイクリングロードの基本情報について簡単にまとめます。
しまなみ海道サイクリングロードは、愛媛県今治市と広島県尾道市を結ぶ、日本初の海峡を横断するサイクリングルートのこと。
四国と本州を結ぶ6つ橋の上、つまり海の上を自転車で横断できるという、とてもロマンあるロードですね。
「街道」ではなく「海道」です!
日本のみならず、世界からの訪問者も多く、サイクリングで自然の空気を感じながら、瀬戸内の歴史や風景を満喫できるのも魅力。
ぜひ、端から端まで走ってみたいところですが、どれくらいの距離と時間がかかるのでしょうか?
しまなみ海道サイクリングを往復楽しむ場合の距離
サイクリングのコースは1つではなく、それぞれの島に推奨コースが設定されています。
今治から尾道まで最短ルートを走ったとして、その距離は76km。
つまりは、最短ルートで往復するとして、152kmということになりますね。
向島⇆尾道は、フェリーに乗るのが一般的です。
所要時間はこれくらいを目安に
この、片道76kmを、1日で走り切らなければいけないというわけではありません。
普段からサイクリングの経験があり、体力にも自信があり、ガツガツ走れるぜ!という人は、1日で走り切って問題ないと思いますが、素人が走り切るにはちょっと大変だと思います。
坂道を登ったり、小さな峠を越えたりと、平坦な道ばかりではありません。
普段からロードバイクで走り慣れている人だと、1日で往復してしまう強者もいるのだとか。
ですが、自転車に乗るのは日常では近所に買い物に行くぐらい、通勤で少し、といった感じだと、ゆっくり目に見積もって、1時間に10km進むペースと思っておくと、ゆとりを持って進めそうです。
それと、行き慣れていてその土地を知っているなら別ですが、せっかく来たのですから、走る時は走り、途中で少しゆっくり観光したり、その土地を味わう時間も持った方が楽しめるのではないでしょうか。
そういった意味でも、1日でひたすらに走り切ろうとせず、途中の島で一泊して、2日かけて片道を走り切るのがおすすめです。
そうすると、大体1日で40km程度のペースですので、途中途中、しまなみの景色を楽しんだり、食事を楽しんだり、観光を楽しんだりと、時間にも気持ち的にも余裕を持って進めそうですよね!
人それぞれ目的や楽しみ方は違いますが、「往復することが目的」でないのであれば、片道を走破しただけでも、十分に満足感は得られるのでは?と思います。
また、今治⇆尾道を走り切らずとも、途中の島まで自転車で走り、途中から2つ3つ島をフェリーでスキップする、といったコースもあります。
これを使って往復するのもいいですし、2つ3つの島を満喫して、しまなみ海道の旅を終わりにすることもできますよ。
自身の目的や、体力、日程の都合などと相談して、楽しめるコースを満喫しましょう!
自転車はレンタルできる?
もちろん、自転車はレンタルできます!
料金は、「しまなみレンタサイクル」によると、
小径クロスバイク・クロスバイク・シティサイクル・軽快車 : 2,000円/日
電動アシスト自転車(シティタイプ) : 3,000円/日
電動アシスト自転車(スポーツタイプ) : 7,000円/日
※他に保証料がかかります。
尾道・今治を含め、途中の島々に返却ターミナルがあり、借りた場所で返さなくとも、いわゆる乗り捨てが可能です。
しまなみ海道はもはやただの道ではなく、わざわざ訪れてでもサイクリングをしに行きたくなる、町(県?)を上げての観光スポットなのですね。
しまなみ海道の達人おすすめガイドBOOK
しまなみ海道サイクリングについて、よくわかる本を見つけました!
今治でゲストハウスを営む方が書かれた本で、地元に密着し、旅する方々と触れ合いながら、これでもかというくらい詳細で綿密に書かれていると好評。
専門性があるだけでなく、旅人目線で悩みを解決してくれる情報も満載です。
単行本サイズなので、旅をしながら携帯するにも便利ですね。
徹底的なプランニングガイド本とマップもあるので、合わせて持ったら困ることはなさそうです^ ^
まとめ
以上、しまなみ海道でのサイクリングに、初チャレしようとしている方に向けて、往復の距離と所要時間についてでした。
個人的には、初めては、ゆっくりと観光も兼ねてサイクリングを楽しみ、2日かけて片道を行く。
というのが、思う存分、しまなみ海道としまなみ海道のある島々を楽しめるのではないかなーと思います。
「しまなみJAPAN」のサイトも楽しいので、ご覧になってみてくださいね。
ぜひ、素敵なプランニングを立ててみてください♪