スマートフォンでの入力方法といえば、今の時代、フリック入力が主流かと思います。
しかしながら、年齢によってはフリック入力が苦手な年代もあり、「フリック入力ができない年齢は30代」との調査結果も。
この記事では、
- なぜ30歳代はフリック入力が苦手なのか?その背景
- フリック入力ができない人向けのスマホ設定
- フリック入力ができないを克服!おすすめアプリ
などについてお伝えしていきます。
フリック入力できない年齢No.1は30代!?
調査によると、スマホのフリック入力を最も多く使っているのは10代。
実に63.0%がフリック入力を使っています。
逆に、フリック入力を一番使わないのが30代で、利用率はわずか39.6%。
つまり、「フリック入力ができない年齢」としては30代がダントツなんですね。
フリック入力を使っていないだけでなく、「興味がない」と答えた年代も30代がNo.1なのです。
フリック入力できない年齢No.1は30代なのはなぜ?
なぜ30代のフリック入力の利用率が低いのかというと、この世代が学生時代に「ガラケー」を使っていたことが関係していると思われます。
30代の多くが学生時代に使っていたのは「ガラケー」。
あの時代はフリック入力なんてなくて、文字を選ぶたびにボタンを押し続ける「トグル入力」が主流でした。
だから、トグル入力に慣れきってしまった30代にとって、フリック入力に切り替えるのはなかなか大変。
一度フリック入力を試してみても、使いづらさを感じてすぐにトグル入力に戻ってしまうんですよね。
なんだかんだで、「昔ながらの方法で十分」というわけです。
「フリック入力できない」を卒業するためのスマホの設定
長く使い慣れたトグル入力から、フリック入力にスイッチするのは可能なのでしょうか?
実は、フリック入力が苦手な人向けに、ちょっとした裏技があります。
それは、フリック入力専用に設定を変更しちゃえ!というもの。
スマホの文字入力設定で、トグル入力とフリック入力の両方が使える状態になっている場合、それをフリック入力のみに限定してしまうんです。
設定から
「一般」→「キーボード」→画面中ほどにある【フリックのみ】をオンにする
「システム」→「キーボード(言語と入力)」→「画面キーボード」で【Gboard】をタップ
設定から
「言語」→「日本語」→【フリックのみ】をオンにする
※Gboardが表示されない場合はインストールしてください
これ、実はかなり効果的な方法です。
トグル入力に戻る道を断つことで、フリック入力に慣れるしかなくなるんですからね。
いわば、「フリック入力」をマスターするためのトレーニング方法とも言えるでしょう。
フリック入力をマスターしたいのなら、やってみる価値ありありです!
フリック入力には練習用のアプリもある!おすすめ5選
フリック入力をマスターしたいなら、練習が楽しくできるアプリもあるんです。
人気アプリを5つ、それぞれの魅力ポイントを押さえつつご紹介します。
フリック入力練習人気アプリ①フリックゾンビ
魅力的なポイントは…
- ゲーム感覚で楽しめる!ゾンビをフリック入力で倒していくのが面白い
- ゾンビが倒れてステージがどんどん進むのが楽しい
- 上段・中段・下段で分けて練習できるので、徐々に上達できる
- 自分のスコアをチェックできるから上達が目に見えて分かる!
気になるポイントは…
- ゾンビが倒れる時の声や背景がちょっと怖いかも。
でも、そのスリルがゲーム感覚を盛り上げてくれます。
3段階に分かれているので、自分のペースでじっくりとフリック入力をマスターできます。
フリック入力練習人気アプリ②フリックラーニング
魅力的なポイントは…
- さまざまなキーワードが出てくるので、フリック入力の幅が広がる!
- 画動画広告を見ると、苦手な語句を繰り返し練習できる
- 自分のスコアを確認できるので、上達具合が一目で分かる
- パンダのキャラクターがかわいくて、練習がもっと楽しくなる!
フリックゾンビと同じ提供元からのアプリで、こちらはかわいいパンダが登場するため、ゾンビの雰囲気が苦手な方にもピッタリです。
苦手な言葉を重点的に練習できる機能も備わっているので、効率的な練習が可能ですよ。
フリック入力練習人気アプリ③タイピング練習~日本の名所~(あそんでまなぶ!シリーズ)
魅力的なポイントは…
- 日本各地の名所に関するキーワードを入力するので、日本の名所に親しむこともできる
- 美しい日本の名所の写真が見られるので、視覚的にも楽しめる
気になるポイントは…
- 1日にプレイできる回数に制限があるので、長時間の練習はできません。
- スコアのランキングや評価などのシステムがないため、成果を競い合う楽しさはありません。
名所めぐりをしながらフリック入力を練習できるのは、日本の文化に興味がある方は特に楽しめるのでおすすめです。
毎日の少しずつの練習には十分な内容です。
フリック入力練習人気アプリ④マイタイピング
魅力的なポイントは…
- アルファベットでのランク付けがあるため、上達度がわかりやすくやる気がアップ!
- 歌詞や物語に合わせたバリエーション豊かなタイピングゲームが楽しめます
気になるポイントは…
- ゲーム中のバックサウンドがないため、少し物足りなさを感じるかも
- その都度のランキングが表示されないため、競争心を煽る要素は少ないです
フリック入力練習人気アプリ⑤トーキングメモリーズ
魅力的なポイントは…
- キャラクターとの会話を楽しみながらタイピングできるストーリー形式が魅力的
- フリーモードで多くの単語を打ち込んで練習ができる
ゲームの進行に合わせてフリック入力を楽しく学べるので、つい続きが気になり、練習にも熱が入りますね。
フリーモードでは100語の単語を打つ必要があり、かなり本格的な練習ができます。
コインを集めて次のステージを開放するシステムもあり、ストーリーのクリア、フリーモードのプレイ、動画広告の視聴でコインを獲得できます。
これらのアプリを利用して、楽しみながらフリック入力の技術を磨いてみてくださいね!
フリック入力設定とアプリを使った人のリアルな声
フリック入力専用の設定とアプリを利用した実践で、どう感じたのか、利用者の声をまとめてみました。
フリック入力のみに設定することは、その効果に驚きました。
慣れ親しんだ入力方法を無意識に行おうとしてしまうため、この設定にしなければ古い習慣に戻ってしまうのは確実です。
日が経つにつれてこの設定にも慣れ、自然と上達している自分に気づきます。
30代男性
フリック入力の練習用アプリは、練習を重ねるほどに入力速度が上がっていくのを実感できます。
隙間時間にアプリを使ってゲーム感覚で練習することで、上達が加速しそうです。
最初は慣れないフリック入力に少しストレスを感じ、元の設定に戻そうかと思うこともありました。
長年の習慣を変えるのはなかなか大変なことですが、根気強く続けることで、フリック入力の使い手になれる日も近いはず。
30代男性
そもそもとして、大事なのは、フリック入力ができるようになりたいかどうか、だとは思います。
ですが、練習用アプリなら、ゲーム感覚で上達することができます。
なので、特にフリック入力できなくてもいいや…と思っていた人も、ゲームを楽しんでいるうちにフリック入力ができるようになるかもしれないですね!
まとめ
以上、「フリック入力できない年齢は何歳代?その背景と苦手克服方法を紹介」についてお伝えしました。
まとめると、
・フリック入力ができない、一番苦手で一番興味もない年齢は30代
・その理由はガラケーでのトグル入力が習慣化しすぎているから。とも考えられている。
・フリック入力は、フリック入力しかできない設定にしたり、アプリでゲームを楽しむ感覚で練習することで誰でも習得できる。
フリック入力に慣れてしまうと、逆にトグル入力は煩わしくなりますよ!
フリック入力の方が断然早いですし。
苦手意識のある人は、アプリでゲームを楽しむ感覚で練習してみてください^ ^