流浪の月ロケ地はなぜ湖だった?その真相と場所の詳細

映画

「流浪の月」の映画がかなり話題になっていますね。

独特のストーリーや、俳優さん達の素晴らしい演技だけではなく、映像美に関してもとても話題になっています。

素晴らしい景色と映像とともに、ストーリーが焼き付いている方も多いのではないでしょうか。

そんな映像の中で、重要なシーンで度々登場してくる湖について、まとめました。

なぜ湖だったのか?

そしてその湖はどこにあるのかについてもご紹介いたします。

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知らず知らずのうちに焼きつく「湖」のシーン

映画流浪の月では「水」が重要なモチーフにもなっています。

まず二人が公園で出会った時、雨が降っていました。

そして、湖のシーンは決して長いわけではありませんが、ストーリーの中の重要なシーンで複数登場します。

子供だった更紗が文と遊ぶシーン、そして、文が逮捕されるシーンも…。


ここから始まっていくが故に、湖は、切なくも大切な二人の記憶の場所と印象付けられます。

その後も、湖の上に月が浮かぶ映像や、文、更紗、それぞれ水に浮かんで月を見つめるシーンなど、とにかく湖の描写がキレイだったと話題になっていますね。


「水」はこの映画のキーワードにもなっていて、監督のこだわりでもあったそうです。

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ロケ地が湖なのには理由があった!監督のこだわり

原作では、文が逮捕される場所は動物園なのですが、映画では湖に変わっているんですよね。

ここには強いこだわりがあったそうで、出会いのシーンからこのシーンに「水」があったことで、全体的にストーリーの中にずっと水が流れているような、大切なモチーフとして映画は進んでいきます。

原作があるものが映画化されると、その作り方は2パターンに分かれると思います。

・原作に忠実で、原作のファンをも惹きつける作品
・原作をガラッと変えて映画作品として生まれ変わるかのような作品


流浪の月は、前者だと思うんですね。

ですが、映画には映画でしか表現できない魅力があります

本は本で、文字だけの表現で、読み手に想像させてくれるおもしろさがありますが、なんと言っても映画には「映像」がある。


それを見事に表現してくれたのが、湖のシーンだったのではないかと思います。

監督・脚本を手がけた李相日監督のインタビュー記事には、こんなことが書いてありました。

「まず脚本を書く時点で動物園を違う場所に変えたいとは思っていたんですよね。単に文が逮捕された場所としてだけじゃなく、二人の記憶が焼きつく場所なので。」

「二人をつなぐもの、記憶を呼びさますものとしての水の存在。雨や湖の水面は、常に二人の心情に寄り添っている。コーヒーもそうかも。文が営む喫茶店の前にも川が流れています」

引用元 : シネマトゥデイ


さすが!と言っては逆に失礼かもしれませんが、やっぱり発想が違うんだなぁと思いました。

原作があるストーリーから映像作品を作るとき、必ず監督さんたちのフィルターを通って別の形になるわけですが、このフィルターの感性がとても素敵です。

確かに、動物園だったら、そのワンシーンだけのものだったかもしれません。

この変更は映像ならではですよね。

そして、水は日常の中で触れることも多く、触れるたびに心を揺らすことでしょう。

この監督の言葉通り、二人の記憶の範囲だけにとどまらず、映画を見た側の人間の中にも、二人をイメージさせるものとして強く印象付けられたように思います。

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流浪の月ロケ地の湖はここ!

流浪の月の8割は長野県で撮影されたそうで、ロケ地となった湖は長野県大町市にある「青木湖」です。

諏訪湖・野尻湖に次いで信州No.3の大きな湖。

自然豊かで水の透明度もかなり高く、キャンプ場もあり、SUP・カヌー・カヤックなどが楽しめる場所としても人気です。

白馬なので、冬はスキーも楽しめるスポットですね。



で、気になるのが、「あの桟橋」の場所ではないですか?

あの桟橋は、「ライジングフィールド白馬」というキャンプ施設の一角のようです。

↓こちらの右上の写真。

しっかし、本当に綺麗な所ですね。

キャンプもできるし、湖でアクティビティも楽しめるし、すごくオシャレな宿泊施設も併設されていて、素敵な場所です♪

https://twitter.com/to_mo_gangsta/status/1487574674649219073?s=20&t=gbk1sNBRplJDrLO3BLrURg


映画のイメージだけだと、湖畔にひっそりと佇んでいるイメージでしたが、とっても「陽」の雰囲気のあるアクティブな場所だったんですね。

そのギャップもまた、なんだか二人の姿を強調させるような気がします。

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まとめ

以上、「流浪の月ロケ地はなぜ湖だった?その真相と場所の詳細」についてでした。

調べていて、監督だけでなく、映像監督をつとめられたホン・ギョンピョ監督や美術に携わった方々、いろんな方の熱い思いがこの作品を作り出していたのだということがわかりました。

もちろん俳優の皆様も。

実在する二人ではないのに、あの湖を見たら「あの二人がここにいたのかぁ…」なんて、きっと思い出してしまいますね。

映画化することにより変更された部分はありますが、意味不明な変更ではなく、原作の思いは決して崩さず、映像だからできる伝え方に変わっているという印象ですね。

また、映画をまだ見ていない人は、原作を読んでから見ると、さらにグッと心に刺さってくるものがあるのではないかと思います。

映画を見た人も、改めて原作に触れ、流浪の月の世界観を深めてみてはいかがでしょうか。

楽天ブックスでは、数量限定カバーデザインの単行本も販売しており、6月にはシナリオブックの販売が決定し、予約受け付け中ですよ♪

凪良 ゆう


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