綾野剛さんと横浜流星さん。
どちらもかっこいいだけでなく、演技に対する熱を感じるとても素敵な俳優さんですよね。
そんなお二人はプライベートでも親交があるようで、以前、横浜流星さんが、綾野剛さん主演ドラマをご自身のInstagramで紹介されたこともありました。
その時、綾野剛さんから貰ったというサングラスをかけていて、ちょっとザワつきましたよね。
そんな2人の最初の接点、共演したドラマについてお伝えいたします。
綾野剛と横浜流星が共演したドラマはこれ!
綾野剛さんと横浜流星さんが共演したドラマは、地上波のドラマではありませんでした。
今ではだいぶVODも浸透しているとはいえ、TV放送ではないとわからない場合も多いですよね。
道理で私も記憶になかったわけです。
そのドラマは、Netflix限定ドラマ『新聞記者』。
藤井監督の強い希望により、2人の共演が実現したそうです。
『新聞記者』って?
『新聞記者』は最初、2019年に映画として公開されました。
主演は、シム・ウンギョンさんと松坂桃李さん。
その年の日本アカデミー賞はじめ、数々の映画賞を受賞した話題作でもありながら、政治に対する黒い部分を表面化したような内容で、様々な物議を醸した作品でもありました。
#シムウンギョン✖️#松坂桃李
— Netflix Japan | ネットフリックス (@NetflixJP) July 28, 2020
権力とメディアの裏側を描く、日本アカデミー賞受賞作品。
◆匿名で届いた極秘情報の真相を調べる新聞記者
◆現政権に不都合なニュースをコントロールする任務を与えられたエリート官僚
2人の人生が交差する時、衝撃の事実が明らかに―
『#新聞記者』配信開始。#ネトフリ pic.twitter.com/lZEVpRYXh8
これを、映画同様、藤井直人さんが監督としてメガホンをとり、ドラマとして再起動したもの。
映画からキャストを一新し、新たな物語として全6話で公開しています。
綾野剛と横浜流星の役どころは?
まず、新聞記者のストーリーの主軸は、簡単に言うと、公文書改ざん事件の真相を新聞記者が追う話です。
国民の知る権利を守ろうと闘うジャーナリスト、政治家、官僚、司法関係者の姿が描かれており、ドラマではこれに加えて、映画にはなかった一般市民の声や若者の視点も加えられています。
主人公の新聞記者は、米倉涼子さん。
若手官僚・村上真一役
理想を抱きながらも、政権に不都合なニュースをコントロールする任務に葛藤し、組織の論理に翻弄される中、政治の闇の部分に気づき…
一般市民・木下亮役
新聞配達をしながら大学に通う就活生。
政治には興味も知識もなく、新聞の一面で見る政治問題を遠い世界の出来事だと思っている、市井のキャラクター。
映画にはなかった「一般市民の視点」を演じており、藤井監督自身の視線が強く反映されている。
映画では、新聞記者と官僚の2人が主でしたが、ドラマではここに市井の声が加わり、複数のキャラクターが絡み合っているのも見どころです。
Netflixシリーズ「新聞記者」
— 👣全国行脚👣 (@Xh1uky3xCcqp2lt) January 21, 2022
米倉涼子・綾野剛・横浜流星#新聞記者を見逃すな❗️
海外でも高評価
現実と同じ不祥事描写に
安倍夫妻“真っ青” pic.twitter.com/S4ZvAWNQ6j
綾野剛と横浜流星がお互いの魅力を語る!
このドラマの制作時の、素敵なインタビュー記事があったので、ご紹介します。
綾野剛さんと、横浜流星さんは、お互いをすごく認め合って尊敬しあっているのがわかり、お二人ともとても熱い人なのだということがわかります。
横浜流星さん
実は剛さんとはワンシーンしか一緒ではなかったのですが、剛さんが演じる村上さんを前にしたとき、亮なのか自分なのかわからなくなってしまって。剛さんが現れたときに一瞬にして、村上さんにも自分の想いがあって罪を犯してしまったということが、その姿だけで感じとれて。
その村上さんの感情を剛さんは数日で仕上げたと思うと、すごいなという言葉以上に、僕が出会った誰よりも作品に入り込んで作り込んでいる。役と向き合って、作品と向き合って、そこに命を懸けているのを感じ、「そこにいたらない自分でいいのか?」と改めて自分の未熟さを思い知らされました。
今回ご一緒させていただくことができ、作品に対する向き合い方や覚悟が変わった。と言うよりも、剛さんが変えてくれました。
引用元 : 幻冬舎GINGER
綾野剛さん
亮さんが村上に初めて会ったとき、どんな感情を抱くのか。そこに賭けていました。現場でもそうでしたが、改めて今彼の話を聞いていても、本当にまっすぐに受けとめてくれたと感じます。
流星が言った「僕なのか、亮なのかわからなくなった」――それが一番大切なこと。
この作品のなかで、亮さんは国民という立ち位置で、不特定多数の感情を想像できるポジションになっている。だから亮さんにどういう表情が生まれるか…に賭けて、僕は村上を生き続けたので、自分がどう見えるのかは必要ありませんでした。
亮さんの表情や言葉がどう変わっていくか…その瞬間のためだけに、役作りを行った。
引用元 : 幻冬舎GINGER
それが作品を作ることだと思っています。
最初に出会った時、横浜流星さんはちょっと緊張していたけど、綾野剛さんが握手をして抱きしめてくれたと言います。
それからずっとすごく信頼しているのだそう。
今では、公私共々とてもいい関係を築いているようです。
まとめ
以上、綾野剛さんと横浜流星さんが共演した、最初の接点となったドラマについてでした。
ここ最近では、横浜流星さんの「流浪の月」での演技もとても話題になりましたね。
お二人とも、本当にかっこいい。
この「かっこいい」というのは、ルックスの話ではないですよ。
人を惹きつける魅力のある、とても素敵な俳優さんだなと思います。
新聞記者も、シリアスな内容ではありますが、お二人の魅力あふれるグッとくるドラマだと思いますので、ぜひご覧になってみてください。
Netflixで配信中です。