ハンバーグ作ろうと思ったら、あれれ?玉ねぎがない!ってこと、家庭料理あるあるですよね。
玉ねぎって、ハンバーグにとってどんな役割があるのか、なくちゃダメなのか、そこから考えてみましょう。
この記事では、玉ねぎがない時のハンバーグ作りについてご紹介します。
意外と家にあるもので代用できることもありますし、美味しいハンバーグが焼けちゃうんです。
玉ねぎなしでどんな風に変わるのか、どうすればジューシーさをキープできるのか、そんなコツも教えちゃいます。
ぜひこのヒントを次のキッチンタイムに活かしてみてくださいね!
ハンバーグを玉ねぎなしでつくるとどうなる?
玉ねぎは料理に深みを加え、多くの栄養も摂取できますよね。
玉ねぎが手元にない時、玉ねぎなしハンバーグは次のように変わります。
・食感が堅くなることがある
・栄養面でのバランスに影響が出る
これらの点について、もう少し掘り下げて見ていきましょう。
玉ねぎなしハンバーグは味わいサッパリ
玉ねぎなしで作ったハンバーグは、通常よりもすっきりとした風味になります。
なぜなら、玉ねぎはハンバーグに深みと甘みを加える主要な役割を担っているからです。
熱を通した玉ねぎの甘さが、料理の味わいを豊かにするのは皆さん周知のこと。
その反面、玉ねぎなしだと肉の味がダイレクトに感じられ、これはこれで美味しいと思う人もいて好みが分かれるところです。
我が家では、ハンバーグは玉ねぎなし派の人間がいるので、その日その日でレシピが変わります。
玉ねぎは炒めることで甘さを増すため、好む方はじっくりと時間をかけて焦げないように炒めましょう。
玉ねぎなしハンバーグは食感が堅め
玉ねぎなしハンバーグはしっかりとした食感になります。
それは、玉ねぎの水分が肉を柔らかくする効果を担っているためで、焼いたときに出る玉ねぎの水分が肉を柔らかくジューシーに保ちます。
うちの主人は、この「肉食ってる感が好き」と申しておりますので、好みですよね。
玉ねぎなしハンバーグには栄養面での工夫をプラス
親としては、子供に野菜を多く摂取させたいところ。
そこで、玉ねぎなしハンバーグの時は特に、ほうれん草やにんじん、きのこなどを細かく刻んで混ぜたりと、さりげなく野菜を摂取してもらえるようにしています。
お肉だけでなく、様々な野菜がバランス良く含まれたハンバーグが理想的。
付け合わせなど、他のお料理で工夫してももちろん良いですよね!
玉ねぎの効果としては、血液の流れを良くしたり、疲れを取ったり、免疫力を高めたりするとされています。
ハンバーグを玉ねぎなしで作るコツ
ここで、おうちで簡単にできる、さっぱりとした味わいが魅力の玉ねぎなしハンバーグを作るポイントをご紹介します。
玉ねぎを使わずにハンバーグを作る場合のポイントは、塩をしっかりと肉になじませ練ること。
これで、肉汁を閉じ込めます。
そして、マヨネーズを加えることで、つなぎと潤いをプラスし、卵や酢の味わいもアクセントになりますよ。
具体的な作り方は以下の通りです。
- 合い挽き肉に塩とマヨネーズを適量加え、手でよく練り合わせます。
- お好みの大きさに丸めた後、平たく形を整えます。
- フライパンで中火でじっくりと焼き上げます。
- 焼き上がったらお好みのソースをかけてどうぞ。
玉ねぎを使わない分、手間もかからず忙しい日にもぴったり。
玉ねぎなしのシンプルな味わいと食感のハンバーグで、お肉の味を楽しんでみてください^ ^
玉ねぎの代用になりそうな食材は?
ハンバーグには玉ねぎが欠かせないと思いがちですが、玉ねぎが手元にない時や好みで避けたい場合には、他の食材で代用してみましょう。
玉ねぎに代わるバリエーション豊富な食材とその活用法をご案内します。
他の野菜で甘みを足すなら…
玉ねぎ特有の甘みは熱によって引き出されるため、キャベツやにんじんなど他の甘みが強い野菜を炒めて混ぜることで、玉ねぎと似た甘みと風味をハンバーグに加えられます。
これらの野菜を生で加えると、よりあっさりとした味わいになります。
食感を追加するなら…
玉ねぎのクリスピーな食感が好きな場合、もやしやレンコン、キノコ類、ピーマン、白菜の芯などを使うと、似たような食感を楽しめます。
これらの食材を生で混ぜると、ハンバーグに歯応えをプラスできます。
食物繊維も摂取できるのでおすすめです。
肉の臭みを中和するには…
玉ねぎには肉の臭みを減らす作用があるため、白ネギやセロリ、生姜を使って同様の効果を得られます。
これらを細かく刻んで混ぜ込むと、肉の味を引き立てつつ、さわやかな香りをプラスできます。
これらのアイデアを使って、玉ねぎがなしでも美味しいハンバーグが作れます♪
異なる食材を組み合わせれば、予想外に美味しい新しい味のハンバーグが誕生するかもしれません。
玉ねぎなしでも、おいしいハンバーグで食卓を豊かに彩ることができますよ。
玉ねぎなしでも美味しいハンバーグレシピ4選
❶調味料で玉ねぎの深い味わいを出すレシピ
ハンバーグに欠かせないのが玉ねぎの豊かな風味ですが、こちらは玉ねぎを使わずに調味料の力でハンバーグに深みと甘さを加える方法です。
オイスターソースと砂糖を加えることで、玉ねぎなしを感じさせない豊かな味わいを実現できます。
- 合びき肉:350グラム
- 卵:1個
- パン粉:6大さじ
- 牛乳:6大さじ
- 塩:1/2小さじ
- 黒こしょう:少々
- オイスターソース:1大さじ
- 砂糖:1小さじ
オイスターソースと砂糖を使うことで、玉ねぎの持つ自然な甘さと旨味を補い、一層美味しいハンバーグを作ることができます。
これらの材料で作ったハンバーグは、深みのある風味と満足感を得られますよ♪
参考:macaroni|玉ねぎなしでもOK!ふっくらジューシーハンバーグのレシピ
❷マヨネーズでコクをアップさせるレシピ
マヨネーズを使うことで、玉ねぎがなくてもハンバーグにコク深い味わいと柔らかさを加えることができます。
マヨネーズは肉の旨みを増し、濃厚なコクを出すのに役立ちます。
- 合びき肉:300〜350グラム
- パン粉:大さじ3
- 牛乳:大さじ3
- マヨネーズ:大さじ3
- 卵:1個
- ハーブソルト:適宜
- コショウ:適宜
- ナツメグ:1/2小さじ
- 赤ワイン:1カップ(料理用で可)
- ケチャップ:大さじ3
- ウスターソース:大さじ3
- 仕上げのあらびき黒コショウ:適宜
肉とマヨネーズを混ぜる際は、肉の割合の約5%程度のマヨネーズを使用し、均等に混ぜ合わせます。
これにより、焼成時の肉の硬化を防ぎ、ふわふわとした食感に。
赤ワインを加えることで、さらにリッチな風味が加わります。
キャベツの食感と甘みが美味しいレシピ
キャベツは玉ねぎと同じく水分を豊富に含み、熱を加えることで甘さを引き出すことができる食材です。
食感も楽しめますし、芯まで余すことなく使えてキャベツの大量消費にもおすすめです。
ソースはハンバーグを焼いたフライパンで煮詰めます。
*ハンバーグたね
キャベツ : 1/4個(300グラム)
塩 : 少々
豚ひき肉 : 300グラム
塩こしょう : 少々
卵 : 1こ
*ソース
・ケチャップ : 大さじ2
・中濃ソース : 大さじ2
・酒 : 大さじ2
・有塩バター : 10グラム
何よりキャベツをキャベツとも思わずたくさん食べられるので、我が家では子どもも大好きなレシピです。
小さめに作ってお弁当に入れても喜んでくれます^ ^
野菜(キャベツ)の量が多いので、玉ねぎで作るよりもさっぱりといただけます。
何個でもいけちゃう軽い美味しさなので、ぜひ作ってみてください♪
参考 : DELISH KITCHEN|お弁当にもぴったり!キャベツハンバーグ
❹豆腐と鶏肉のヘルシーハンバーグレシピ
玉ねぎのコクや食感に寄せるのではなく、玉ねぎなしだからこそ美味しい別物のハンバーグにしちゃうのもアリ♪
そんなヘルシーレシピです。
粘り気が出るまでしっかり混ぜます。
*ハンバーグたね
・木綿豆腐 : 100グラム
・鶏ひき肉(むね):100グラム
・酒:小さじ1
・塩:ひとつまみ
・こしょう:少々
・おろししょうが:小さじ1
・片栗粉:大さじ1/2
*きのこソース
・えのき : 1袋
・みりん : 大さじ1
・砂糖 : 大さじ1/2
・しょうゆ : 大さじ1
・水 : 50cc
ひき肉ではなく、鶏むね肉を刻んだバージョンも作ってみましたが、これもまた食べ応えがあって美味しかったです♪
ソースを作る一手間がありますが、きのこの食感が合わさることで美味しさ倍増しますので、ぜひチャレンジしてみてください。
参考 : DELISH KITCHEN|豆腐ハンバーグのきのこソース
まとめ
以上、「玉ねぎの代わりに何を使う?玉ねぎなしハンバーグのアイデア集」についてお伝えしました。
まとめると、
玉ねぎなしハンバーグは次のように変わります。
- 味わいがサッパリする
- 食感が堅くなる
- 栄養面でのバランスに影響が出る
ですが、これがむしろ美味しいんだ!と思う人もいるので、必ずしも玉ねぎを使うことが重要ではないと思いますよ。
また、野菜や調味料をうまく使うことで、玉ねぎなしハンバーグでも美味しく作ることができます。
アイディア次第で、なんでも入れて作ってみると、意外にも「これ美味しいじゃん!」なんてものが出来上がることもあるので、色々試してみるのも楽しいですよ♪