豚太郎のラーメンは、高知のソウルフードとも言われますよね。
しかし、愛媛からも「豚太郎は愛媛のソウルフード!」という声が…。
どちらにも確かに「豚太郎」は存在するのですが、違いや繋がりについて調べてまとめました。
そして、高知県民が熱愛するみそカツラーメンは、どこで食べられるのかについてもお伝えいたします。
「豚太郎」愛媛と高知の違いは?
調べてみると、高知県と愛媛県どころか、徳島県・香川県・そのすぐ上の岡山県にも「豚太郎」はありました。
ですが、発祥は「高知県」です。
現在の豚太郎の社長である、大本明子さんの旦那様が修行に出て、戻ったのち、昭和42年に1号店を高知にオープンさせたのが始まり。
高知で初めてみそラーメンを提供したのも豚太郎でした。
高知で初めてのみそラーメンということもあり、あっという間に人気店になったのだそう。
最初は高知市内に8店舗だったのが、今では30店舗ぐらいはあるようです。
豚太郎は、全店で商品を統一しておらず、各店の店長さんの好みやアイディアを反映させており、全店で統一されているのは、みそ・しお・しょうゆラーメンと、餃子の素材、そして価格のみ。
トッピングやセットメニューについては各店舗で違った味を楽しめるのも魅力ですね。
で、発祥の地が高知で、本社本店が高知にあるということはわかりました。
では、愛媛の豚太郎との関係はどうなのか?というと、それは、本家本元の豚太郎さんが発信している情報からは得ることが出来ませんでした。
ですが、探っていくと、どうやら愛媛の豚太郎は、高知の豚太郎からのれん分けの形で独立した、別の経営会社のようです。
本部となっている経営母体が別なのですね。
ただ、別とはいえ、元は高知の豚太郎からののれん分けですので、「味噌ラーメンは同じ味だ」という声も見られました。
高知の豚太郎が、各店舗によってメニューが違い、オリジナルメニューも豊富なのに対し、愛媛の豚太郎は各店で味が統一されていて、メニュー数も少ないのが特徴です。
どの店に行っても、安心安定の同じ味が楽しめるのが愛媛豚太郎、その店その店で違った味を楽しめるのが高知豚太郎、といったところでしょう。
愛媛の豚太郎も、高知同様、地元の皆さんに愛されるラーメン屋さんであることには変わりないようです。
ちなみに、冒頭でお話しした、高知県と愛媛県以外の豚太郎については、出所はわかりませんでした。
ですが、高知豚太郎の本部から公式な案内がされていないということは、愛媛と同じように、母体が違うのだと思います。
違う会社で経営しているお店だから、自社では案内していない、ということだと思われます。
みそカツラーメンはどこにでもあるの?
では、みそカツラーメンはどこでも食べられるのか?というと、これは愛媛県にはありません。
なぜなら、もはや、「みそカツラーメン」こそが高知県民のソウルフード。
始めたのは豚太郎であるものの、今ではいろいろなラーメン屋さんでも食べることができる、愛されラーメンなのですね!
そして、各店の店長さんのアイディアに任せている、という言葉通り、カツのサイズも一口サイズだったり、大きめ一枚サイズだったりして、いろんなタイプを楽しめる♪
どれも美味しそうです…!
ちなみにこんなメニューも紹介されている方を見つけました。
これも美味しそうですね〜
ちなみに、各店でメニューも違うということから、器の模様も違いますよね。
皆さんのお写真を見ていて思ったのが、愛媛の豚太郎はメニューも統一されているとのことなので、こちらのくるくる模様の器のお店は、愛媛の豚太郎さんなのかな?と思いました。
カツが載っていないバージョンは、みんなこのくるくる模様の器でした。
まとめ
以上、ラーメン豚太郎の愛媛と高知の違いについてと、みそカツラーメンについてでした。
こんなふうに、ソウルフードと呼べる愛すべき食文化があるって、素敵ですね。
私の住む地域には、ここまで浸透している愛されフードはないので、特にそう思います。
その味を食べたいと思ったり、食べた時に「これこれ、この味〜!」とか言ってみたかったですね。
愛媛でも高知でも、それぞれに愛されている豚太郎さんの素敵なラーメン、これからも力強く地域の皆様と共に歩まれていくことを願っております♪