プチプチを窓に使っても効果なしと考えがちですが、それは誤解です〜。
実際には、プチプチを貼ることで、断熱の向上が認められます。
プチプチの種類や適切な貼り付け方が効果の決め手!
この記事では、「窓にプチプチは効果なし!」を回避する、プチプチの種類や貼り方、窓にプチプチを貼ることのデメリットについてお伝えいたします。
窓にプチプチは効果なしと言えるのか、詳しく説明しましょう。
窓にプチプチは効果なし?効果を上げるプチプチの種類
プチプチの効果がないと思われがちですが、実際には効果はあります!
さらにいうと、プチプチの種類や貼り方によって効果が変わります。
より効果を高めたいなら、製品梱包時に用いられる通常のプチプチよりも、断熱を目的とした窓用プチプチシートがおすすめ。
このプチプチは、2層の構造になっており、気泡が空気層を形成し、室内の温かい空気が外に逃げ出すのを防ぎます。
どういうことかいうと、
通常のプチプチは片面がツルツルでもう片方の面はポコポコですよね。窓用プチプチシートは両面がツルツルなんです。
つまり、丸い空気のポコポコを両面からビニールシートでサンドしているようなイメージ。
サンドされた気泡層があることで、その防寒効果が大きくなるのです。
その代表的なものが「ニトムズ」のプチプチですが、これを貼ってみると明らかに室内が温かくなるのを体感できると思います。
「窓のプチプチは効果なし」を防ぐ貼り方
プチプチを窓に貼る方法は、効果を最大限に引き出すために重要です。
次の3ステップで見てみましょう。
効果的な貼り方①凹凸部分をガラス側にして貼る
プチプチを使う際、どちらが表か裏か迷って、つい凹凸が手前にくるようにしてしまうことはありませんか?
外見上は凹凸が表のように思えるかもしれませんが、、
プチプチの断熱効果を最大限に引き出すには、その凹凸部分をガラスに向けることが肝心です。
外の冷気を凹凸の空気層が遮断し、さらに基盤となるプラスチック層で熱の流れを制御します。
この順序で貼ることで、窓からの冷気の侵入を抑え、断熱効果を高めることができます。
効果的な貼り方②サッシ枠まで覆う
窓ガラス自体が寒さの主な原因だと思い込みがちですが、窓のサッシやレール部分の隙間からも冷たい空気が侵入してくることが多いのです。
そのため、単にガラス部分だけではなく、サッシ枠を含めてプチプチで覆うことが断熱効果を高める鍵となります。
サッシ枠を完全にカバーするためには、窓のサイズよりも一回り大きくプチプチをカットすることがおすすめです。
また、テープでプチプチを固定する際には、ガムテープやビニールテープの代わりに、粘着力の弱い両面テープの利用を検討してみてください。
先に両面テープを窓に貼ってからプチプチを貼れるので、大きさや位置の微調整もしやすいです。
この方法ならば、プチプチの位置やサイズの微調整も簡単に行え、剥がした時に跡が残りにくいですよ。
効果的な貼り方③結露防止にはプチプチを外側に貼ると有効
冬には、窓ガラスの外側にプチプチを貼ることで、結露を防ぐ効果も期待できます。
特に冬場は窓ガラスの結露が問題になることが多く、それは室内と外気の温度差が原因です。
プチプチを窓に貼ることで、窓の表面とプチプチの間に空気の層が形成され、これが結露を防ぐのに役立ちます。
この空気層により、外部の冷たい空気の侵入が減り、室内の暖かい空気も保持されやすくなるため、窓の冷却を抑え、結露の発生を減少させることができるのです。
しかしながら、窓の外側にプチプチを設置すると、プチプチが痛み、1シーズン持たないことが多く、剥がれたり粉状に崩れたりしてしまうことがあります。
そのため、外側に貼る場合はプチプチが劣化しやすいため、定期的に交換する必要がある点を覚えておきましょう。
また、特定のタイプのガラスでは、プチプチを貼るのが難しいことがあります。
例えば、すりガラスのように表面に凹凸があるタイプや、くもりガラスでは、プチプチが適切に密着せず、隙間ができたりする可能性も。
さらに、ワイヤーや網の入ったガラスの場合、プチプチを貼ることで内部のワイヤーや網とガラスの温度差が生じ、最悪の場合はガラスが割れる恐れもあります。
これは一般的に考えにくい事態ですが、念のため注意が必要です。
窓にプチプチは効果はあるがデメリットもある
窓にプチプチを貼るデメリットは、この3つかなと思います。
- 外の景色が見えなくなる
- 外光が若干遮断される
- 見た目の問題
特に、昼間も家にいることが多い人には、気になる要素なのではないでしょうか。
これらのデメリットが気になる場合は、プチプチより値段は高くはなりますが、専用の窓用断熱シートを使用するのがおすすめ。
UVカット機能付きやミラー加工付きなど種類も複数あり、水だけで貼れるのも便利です♪
また、窓の下半分だけに貼っても効果は感じられるので、外景が遮断されてしまうことが気になる場合、まずは下だけ貼ってみてはいかがかなと思いますよ。
まとめ
以上、「窓にプチプチは効果なし?効果が上がるプチプチの種類と貼り方解説!」についてお伝えしました。
まとめると・・・
✔︎ 窓にプチプチは効果がある
✔︎ より効果を高めるなら、断熱を目的とした窓用プチプチシートがおすすめ。
✔︎ 効果的な貼り方は、
・凸凹面を窓に当てる
・サッシまで覆う
・外側に貼ると結露防止になる
✔︎ プチプチでも効果はあるが、デメリットが気になる場合は専用の断熱シートがおすすめ。
窓にプチプチは効果はあります。
ですが、家にプチプチがあってそれを利用したい、ということでなければ、これから買うなら専用断熱シートがやはり安心感はあっておすすめです♪