春キャベツはいつからを言う?ロールキャベツに不向き説は本当か
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春キャベツはいつからを言う?ロールキャベツに不向き説は本当か

生活

旬の食べ物は、旬でない時期のものより栄養価が高く、新鮮で美味しいとも言われています。

今、この記事を書いている時が「春」と言うことで、春キャベツについてまとめました。

春だけ特別に「春」がつくけど、その時期はいつからなのか?

ロールキャベツには不向きと言われるけど、春キャベツで作らないほうが良いのでしょうか?

最後に、私からのおすすめレシピもご紹介いたします♪

春キャベツの時期はいつからいつまで?

まず、キャベツには旬が年に3回あります。

・春キャベツ(新キャベツ)
・夏キャベツ(高原キャベツ)
・冬キャベツ(寒玉キャベツ)


春キャベツと呼ばれるキャベツは、秋に種まきをして、翌年の春に収穫されるキャベツで、3月〜5月頃、店頭に出回ります。

ですので、いつからいつまで楽しめるのか?というと、3月あたりから出回り始め、その春に収穫したキャベツがなくなるまで、ですね。


6月には、春キャベツがお目見えすることは難しくなってくるでしょう。

春キャベツの一番の特徴は、みずみずしさ。


糖度は他のキャベツとさほど変わらないそうですが、水分量は圧倒的に春キャベツは多いんです。

よく、サラダなど、生でいただく料理にも向いていると言われますが、それは水分を多く含んでいるため柔らかく、そのままでも食べやすいからですね。


他にもこんな違いがあります。

他のキャベツ春キャベツ
巻きがギュッとしている巻きがフワッとしている
中心部は白い中心部までグラデーションに
色がついている
天辺が低く扁平型天辺が高く正円に近い


売り場で、ただ、「キャベツ」としか書いていない…、時期的にどちらなのかわからない…という場合は、上記のような形状で見分けるといいですね。

また、巻きがフワッとしているため、持った時に軽いのが春キャベツです。


今の時代、一年中食べられる野菜も増え、とくに東京や栄えた町に住んでいると、「旬」は意識しないとなかなか目に入ってこないことも多いかと思います。

そんな中でも、わざわざ「春」という名前がついている「春キャベツ」は、いやでも旬を感じさせてくれるありがたい存在。


ぜひ、美味しく食べられるこの時期に、春キャベツを食卓に取り入れてみてください。

美味しい春キャベツの見分け方

購入するとき、どれが美味しそうかな?とあたりをつけて購入しますよね。

どこを見ていますか?


美味しい春キャベツをいただきたいなら、次の点に注意してみてください。

① 葉が鮮やかな濃い緑で、葉が薄い。

② 巻きはゆるく、軽い。

③ 茎のカットされた部分が茶色く変色していない。

④ 芯の直径が500円玉より小さい。


春キャベツの特徴は、何といっても柔らかくみずみずしいこと。

巻きがゆるい方が、水分をたっぷり含んでみずみずしいと言われています。


巻きがゆるく軽いと、食べられる部分が少なく、ギュッと重い方がお得に思うかもしれませんが、美味しい春キャベツをいただきたいなら、フワッと軽く柔らかいものを選びましょう。

また、芯が500円玉より大きいと、育ちすぎて、固かったり苦かったりと、春キャベツ本来の美味しさを十分に味わえない可能性が高いです。


そして、もう一点!

上記に挙げたのは、一般的に言われている見分けポイントですが、以前、野菜ソムリエの方がテレビで言っていたポイントがあり、私も見ている場所があります。


これは、丸ごと買うときは見れませんが、半カットされているキャベツを買うときは参考にしてください。

それは、「芯の高さ」です。


芯の直径が500円玉より小さいもの、というのと通ずるものがあるのだとは思いますが、芯の高さがぐい〜んと高いものより、低いものの方が美味しい、ということでした。

あまり芯の高さがあると、成長しすぎていて美味しさもイマイチ、らしいです!

春キャベツでロールキャベツは作るべからず?

以上のことから、もう、薄々お気づきかと思いますが、ロールキャベツを作るなら、春キャベツより冬キャベツの方がおすすめです。

決して作れないということではありません。


ですが、冬キャベツの方が葉が厚く、そもそもで水分量も少ないため、煮込み料理には最適、ということなんですね。

そこで、料理研究家のコウケンテツさんがおすすめしていたのが、春キャベツでロールキャベツを作る場合「葉を2枚巻く」というやり方。


まず、キャベツの中の方の葉でタネを包み、それをさらに、外側の大きな固めの葉で巻きます。

こうすることで、葉が煮崩れして破れてしまうのを防げます


さらに、やはり、春キャベツは柔らかいので美味しいです♪


冬キャベツでロールキャベツを作ると、噛みきれなくて食べづらかったこと、ありませんか?

春キャベツなら2枚重ねでも柔らかく美味しくいただけて、個人的にはおすすめです。

春キャベツを使った簡単オリジナルレシピをご紹介♪

おすすめオリジナルレシピ、というほど大層なものでもありませんが、私がチャチャッと簡単によく作るのが、「春キャベツの胡麻和え」です(^ ^)

料理を愛する几帳面な方が見たら叱られそうですが、適当に雑にやっても美味しくて、あと一品何か…と困った時にもいいですよ。

【春キャベツの胡麻和え】

① まず、キャベツを適当にちぎります。わしゃわしゃと、本当に適当です。もしくはザクザク適当に切る。

② これを湯掻いてもいいですし、私は面倒くさがりなので、レンジ専用容器に入れてチンします。

③ あとは、すりごま・お醤油・お砂糖・(お好みでみりん)を適当にぶっかけて混ぜ混ぜするだけ。


調味料を入れすぎてシャバシャバにならないようにしてください。

シャバシャバになる=醤油が多いので、味もしょっぱくなってしまいます。


ちゃんと計量したこともなく、本当に適当でごめんなさい!

でも、こんなに適当でも本当に美味しいので、一度ぜひ試してみてくださいね。


白胡麻でも黒胡麻でも、お好みで、どちらでも美味しいですよ♪

ちなみに写真のは、少しお醤油入れ過ぎ&胡麻が足りない感じですね。

と、ブレがあっても美味しいので助かるのです^^;

まとめ

以上、春キャベツの時期と、ロールキャベツや簡単レシピのご紹介でした。

せっかく旬モノとして、美味しくいただけるうちに、ぜひ、食卓に取り入れてみてください。

春なんだなぁ、なんて思いながら食事をいただけると、体だけでなく気持ちも豊かになれる気がしますし、ぜひ、旬を味わえる時に味わってくださいね。